端午の節句と菖蒲

今日は5月5日端午の節句。菖蒲、柏(餅)、粽…と和草ハーブが色々登場します🌿その中から今年は菖蒲を楽しみました

◆菖蒲と端午の節句の由来

昔から邪気を払うものとして親しまれてきました菖蒲

軒先につるしたりして邪気払いをする地域もあるとか

季節の変わり目で体調を崩しやすいときに菖蒲湯は体によいものとして江戸時代から菖蒲湯につかることが始まったようです

また菖蒲は「尚武」「勝負」という言葉につながるものとして江戸時代の武家の間で男児の出生や出世を願うものと結びつき端午の節句には欠かせないものとなっています



◆菖蒲の効能

菖蒲の効能は

血行促進

腰痛や神経痛の緩和

肩こりや筋肉痛の緩和

香りによるリラックス効果

保湿効果

抗菌、抗ウィルス効果

等々

お風呂に入れるには最適ですね😊


これらの効果はアザロン、オイゲノールといった精油成分がもたらします

オイゲノールはクローブやバジル、ローズにも含まれている成分

アザロンは菖蒲独特の香り成分のようですが、アネソールに似ている構造

アネソールはアニスやフェンネルに含まれる少し甘味のある香気成分です



◆菖蒲の楽しみ方

その1:菖蒲湯


家庭でもっとも親しまれているのは菖蒲湯🌿

菖蒲セットはスーパーなどでもよく目にします それだけ楽しむ方が多いのですね

うちもスーパー☺


家庭のお風呂ではやはり香り立ちが弱いらしく、菖蒲は42℃位の熱めの湯でお湯はり前から入れるようにすると香りだちが少し増します

お風呂に入るときは少し冷まして


とりあえずお湯はり時から入れて、葉をぱきっと折ると

菖蒲の凛とした香りがほのかに香りました🌿


葉の部分が香り

茎の部分に保湿効果や血行促進効果が

写真には写っていませんが、茎部分もしっかり入れました🌿



その2:菖蒲枕


菖蒲枕もつくってみました

正式には菖蒲で編んだ枕なのだそうですが

ちょっと難しいので


葉っぱをすこーし取り分けて不織布のバッグに入れ


枕カバーとの間に挟みました

ガサガサもせず安眠できそう 邪気払いです🎶



来年は菖蒲をつかった「薬玉」を作りたいと思います

薬玉は菖蒲をつかった丸い飾り

くすだまの語源になったものです

TVで見たのですが、作ってみる時間なかったーー💦



さてさて

鯉のぼりはもう飾らないので

日本橋長兵衛さんの
鯉のぼりの形をした
ミルク餡の「真鯉緋鯉」と
菖蒲をイメージした
しぐれ&抹茶餡の「菖蒲しぐれ」を

アイス抹茶でいただいて端午の節句は終わりです😊
















Aranjia

ハーブとアロマ、そして植物のある暮らし


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