紫外線と疲労

この夏は意外と紫外線を浴びました。テレワークで仕事時間が変わり、日中外出がなんとなく増えた今年。紫外線と言えば日焼けによる肌ダメージが1番気になるところですが、疲労とも深くかかわっているというのは見過ごしがち。

例えば

海水浴など日差しの下で座っていただけで疲れてしまった・・・というのは経験があるのではないでしょうか。近年の研究で眼も紫外線情報を感知し、三叉神経や視神経を介して皮膚、消化管、免疫系などを制御していることがわかってきました。


疲労に関係しているのはUVA波とUVB波。2つとも日焼けを導く紫外線として知られていますが、UVAは網膜を介して、UVBは三叉神経を介して視床下部に信号を送り、脳下垂体を刺激。副腎皮質ホルモンなど種々のホルモンの分泌に関わっているそうです。


副腎皮質ホルモンの1つにコルチゾールがあります。コルチゾールは 心身がストレスを受けると、急激に分泌が増えることから、「ストレスホルモン」とも呼ばれています


コルチゾールは決して悪いだけのホルモンではなく、各組織に作用して糖質・脂質・たんぱく質代謝の調節、血糖上昇作用、及び抗炎症・抗アレルギー作用などの生理作用を制御してくれる体に必要なホルモンです

ただ、急激に増えるのはカラダに負担がかかっているしるし


テレワーク中に疲れを感じるのにはコロナストレス等いくつも要因があると考えられますが、普段の照明と異なる明るい環境に長時間・・・時に日光の下での作業は想像以上に眼から疲れを導いていたかもしれません。


マスクをしているときにサングラスをかけるのは少々難儀&電車の中ではちょっと・・・でした、秋からはサングラスを持ち歩いてみようと思います。


そしてカラダの声をききながら、眼を休めるハーブティーも、ですね



※「疲労と回復の科学」(B&Tブックス)より一部抜粋させていただきました





Aranjia

ハーブとアロマ、そして植物のある暮らし


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