セントジョンズワートに似た花
梅雨時期から夏にかけて開花するハーブ セントジョンズワート(セイヨウオトギリソウ)ですが、同じオトギリソウ属で道沿いや公共の植栽で似たような花を見かけます。
次の2種類が特に多いのでは
キンシバイ(金糸梅)
梅の形に似ているところからその名がついたキンシバイ。
江戸時代に中国から伝わったオトギリソウ科の植物。初夏から夏にかけて黄色の花を咲かせます。
キンシバイの学名は「Hypericum patulum」。
刻んだ枝葉、それから花を煎じたものに利尿作用があり、胆石や結石予防が期待できるという記述をネットで見かけましたが
特に薬草として知られているものではありませんので気軽に試してみるのは避けたほうがよいかもしれません。
もう一つは
ビヨウヤナギ(美容柳)
学名は「Hypericum monogymun」。
柳に似た葉と美しい花から楊貴妃の眉に例えたといういわれから名前がついたといわれています
こちらも江戸時代に中国から。
こちらは薬草としてはキンシトウ(金絲桃)と呼ばれています。
地上部、そして根を煎じて飲む健康茶として腰痛、そして虫刺され予防に効果があるそうです。
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